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パーティション( 又は Heraldic divisions、)は、紋章学における背景部分であるフィールドの分割のことである。一部の分割はチャージと区別のつきにくいものもあるが、これらはまったく別のものとして扱われている。 == 2分割 == フィールドのもっとも基本的な分割である。オーディナリーと同じ形の線で分割するのが特徴である。 ; パーティ・パー・ベンド : パーティ・パー・ベンド (party per bend) は、デキスター・チーフからシニスター・ベース、つまり向かって左上から右下に向かってフィールドを2分割したものである。同様に、シニスター・チーフ(右上)からデキスター・ベース(左下)にわたる直線で分割したものをパーティ・パー・ベンド・シニスターと呼ぶ。 ; パーティ・パー・シェブロン : パーティ・パー・シェブロン (party per chevron) は、中央が上向きに尖っている左右にわたる山形の線で分割したものである。 ; パーティ・パー・フェス : パーティ・パー・フェス (party per fess) は、フィールドの上下のほぼ中央を左右にわたる直線で分割したものである。極端にチーフ側(上)やベース側(下)に寄っていてはいけない。上に寄っている場合は分割ではなくチャージのチーフと紛らわしく、下に寄っている場合は同じくチャージのテラスやベースなどと紛らわしくなってしまうためである。 ; パーティ・パー・ペイル : パーティ・パー・ペイル (party per pale) は、フィールドの左右のほぼ中央を上下にわたる直線で分割したものである。2つの家の紋章をディミディエイションやインペイルメント、あるいはバロン・アンド・フェムなどのような方法で統合(マーシャリング)する際に用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パーティション (紋章学)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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